現代人の必需品Suica。カードデザインの変遷とSuicaペンギンの変化。

こんにちは。そらまめです。

今日は、もはや生活の必需品!便利な交通系ICカード、Suicaについてです。

Suicaの詳細な説明ではなく、Suicaカードデザインが実は代替わりしてるというお話です。

※絵のsuicaペンギンが似ていないのはそらまめの絵心と大人の事情です。


<広告>

Suicaとは

Suicaと書いてスイカと読みます。

JR東日本が発行し、JR東日本・東京モノレール・東京臨海高速鉄道が発売するICカード乗車券のことです。Suicaの名称は「Super Urban Intelligent CArd」の頭字語からつけられていますが、「スイスイ行けるICカード」の意味合いも持っています。

 

2001年に誕生しから現在まで以来、乗車券としてだけでなく電子マネーとしても幅広く普及していますが、登場した当初はJR東日本管内でのみ使用可能で、他の私鉄や地下鉄へ乗り入れる電車に乗る場合は、別途窓口清算が必要なちょっと面倒な状態でした。

ですが、suicaの登場は鉄道を便利にしただけでなく、食事や買い物、あらゆる日常生活を便利にしていきました。

まさにとんでもないカードの誕生でした。

Suicaの使用可能エリア

Suicaの使用可能エリアはこちら

  • 首都圏エリア
  • 仙台エリア
  • 新潟エリア
  • 札幌エリア(SAPICAエリア)

Suicaとして使用可能なのは上記のみですが、他社発行のICカード(pasmo等)と相互利用可能となっており、現在は北海道から九州までほぼ日本全国でsuicaが使える状態になっています。

つまり、suica1枚あればどの線がどう乗り入れていても気にしなくてOKなのです。

キャラクターとロゴ

Suicaのキャラクターは、Suicaペンギン

アデリーペンギンをモチーフにした黒いペンギンで、名前はありません。「それぞれの生活者が所有するICカードの分身」という観点から、固有の名前はあえて設定していないそうです。

作者の方は絵本作家の坂崎千春さん。

 

最近ではグレーの子ペンギンもよく出てきますが、特に公式にキャラクター紹介がされていないようなのでただの友達なのでしょうか?

 

SuicaペンギンはSuicaのキャラクターとしてだけでなく、キャラクターそのものとしてとても人気で、現在ではSuicaペンギンのグッズのみを取り扱うお店もあります。

東京駅にはペンコレという実店舗がありますが、オンラインショップもあります。※東京駅のペンコレは2018年9月末で閉店してしまったようです。残念。

 

ロゴは、JR東日本のコーポレートカラーの緑に線路で、スイカを表しています。このロゴ本当によく考えられているなと感心してしまいます。全てが綺麗に表現されていますね。


<広告>

Suicaカードの変遷

suicaは一度作ったら、そうそう作り替えることはないと思います。その為、持っているsuicaのデザインは作った当時のまま、ということになります。

他の人のsuicaを見る機会もあまりないと思うので、実は自分の持っているsuicaが旧バージョンになっていることに気が付いていない人もいるかもしれません。

 

そらまめも最近まで気が付いていませんでした。

 

実は、今のsuicaカードのデザインと、発行初期のsuicaカードではデザインが違っているのです。

何が変わっているかというと・・・

 

Suicaペンギンの絵と、ロゴの位置

 

スイカのサイズや色、背景の模様は何も変わっていません。ペンギンとロゴがちょっとずつ変わっているのです。そらまめが知っている限りで種類は3つあります。

初期型

そらまめが一番最初にsuicaを作った時は、この初期型でした。

発行期間:2001年~2003年

 

どのようなデザインだったかというと、すごくシンプル!背景は今のsuicaと同じですが、suicaペンギンもsuicaロゴもないカードでした。左上にIDのマークがあるだけで、全くキャラクターもなにもないシンプルなカードでした。

 

この初期型は電子マネー機能がついていないので、現在も交通系ICカードとしては使えますがお店のお買い物では使えません。


<広告>

初期ペンギンあり型

初期型から、ペンギン付きsuicaに変わったのは2003年頃(すみません正確な年月がわかりません・・)

電子マネー機能がsuicaに搭載されたのです。そのタイミングでsuicaペンギンsuicaのロゴがカードに表示されるようになりました。

 

発行期間:2003年(仮)~2008年10月

横向きのsuicaペンギンと右下にsuicaロゴマークです。今みるsuicaペンギンより、顔が小さく、手も細く、全体的にリアルなペンギンに近い形をしています。

 

若かりし頃のそらまめは電子マネーも使わないしカードを変えるつもりはなかったのですが、定期券を更新した時に新しいのに切り替わってしまいました。

恐らくJRとしては新しいのにどんどん切り替えていきたかったのでしょう。

 

ちなみに今もそらまめの定期券はこの横向きペンギンのsuicaです。

新ペンギンあり型

現在のsuicaカードのデザインです。

発行期間:2008年11月~現在


ちょうど手元になかったので、同じデザインのお菓子の入れ物の写真です

 

ペンギンとロゴマークが表示されているのは変わりないですが、ペンギンがよりキャラクターっぽい感じになり、こっちを向いています。表示位置も下に移動。

そしてロゴマークは右上に移動しました。

 

このペンギンとロゴマークの移動にはちゃんと意味があって、suica定期券の場合、カードに様々な情報が印字されますが、それが「初期ペンギンあり型」だと、文字とペンギン・ロゴマークがかぶってしまい見にくくなってしまうのです。

こんな感じに↓

その為、ペンギンとロゴの位置を変え、恐らく印字の位置も変えて、すっきりとした表示になるように変えたと言われています。

 

このデザインは2008年11月から発行なので、今のデザインになってちょうど10年経ったことになりますね。

次変わるとしたらどんなデザインになるのでしょうか。楽しみです。でもそらまめは、初期型ペンギンのカードが壊れるまで使い続けるつもりです。

 

おわりに

suicaカードのデザイン遍歴に見てきました。

普段なにげなく使っているsuica。

suicaが登場するまでは、ICカード自体そんなに普及していなかったし、電車に乗るのも、バスに乗るのも、少額の買い物も、本的にはにこにこ現金払い。

 

それが今ではsuica1枚で全てが完結してしまう

本当に素晴らしく便利な世の中になりましたね。suicaの誕生は日本の歴史が大きく変わった瞬間といってもいいのではないでしょうか。

今でこそICカードもQR決済も各社がこぞって発行していますが、このsuicaやpasmoなどの交通系ICカードの普及率と便利さを見れば、もはや勝てるところはないでしょう。

 

そらまめはこれからもsuicaを使い続けながら、今後のsuicaペンギンやカードのデザインにも注目していきたいと思います。


<広告>

コメント

  1. […] 今は首都圏ならどこもsuica・pasmoが使えるので、ここからは別路線/別鉄道会社で乗り入れて直通している、という感覚はあまりないかもしれませんね。 […]

タイトルとURLをコピーしました