こんにちは。そらまめです。
今日は「遂に中央線にグリーン車が!」というお話です。
これはグリーン車が導入されるだけでなく、今後ホームや運行にも変化があると思うのでしっかりと追っていきたい話ですね。
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JR中央線にグリーン車増設の広報
2018年4月にJR東日本が一般向けの広報を出しました。遂に中央線にもグリーン車が導入されるのです!
グリーン車追加に伴う変更点
広報によると今の中央線車両との変更は下記3点
- グリーン車サービス開始
- 開始時期は2023年末頃
- 普通車へのトイレの設置
今の中央線車両は10両。これに2両のグリーン車が追加され、12両編成の中央線になり、そして普通車両にはトイレが付く。今の湘南新宿ラインと同じような形になるんですね。
グリーン車が連結されるのは4両目と5両目。トイレはグリーン車の4両目と普通車両の6両目につきます。
グリーン車運行区間
グリーン車が追加された車両がどこまで走るかというと、
- 中央線快速:東京~大月
- 青梅線 :立川~青梅
この区間をグリーン車ありの中央線車両が走るようです。
五日市線(拝島~武蔵五日市)や八高線(拝島~高麗川)ではグリーン車は走らないようです。東京から大月まで約2時間程かかるので、グリーン車があるとゆったりと座れて嬉しいという方も多いのかもしれませんね。
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グリーン車とは
そもそもグリーン車とはなにか。
普通車両に比べて1人当たりの占有面積が広く、設備が豪華な車両のことです。
グリーン車は別料金
別料金がかかる特別車両で、乗車券とは別に普通列車グリーン券(別料金)を購入しないと乗車できません。
特急のように丸々1本が特別列車なのではなく、在来線の一部車両が特別扱いされているものですが、在来線の一部だからと勝手にグリーン車に入るのはNGです。
座らなくても通路やデッキに立って乗車する場合でもグリーン券が必要になります。
ちなみに、グリーン車には指定席はなく全て自由席です。
グリーン券は「グリーン車に乗車する」為のチケットで、グリーン券を購入しても必ずしも座れるわけではないのでご注意ください。
中央線のグリーン車
中央線にくるグリーン車は基本的には他のグリーン車と同じ作りになると思われますが、1つ違う点があります。
それは車両のドア。
湘南新宿ライン等のグリーン車は片引きの1ドアですが、中央線にグリーン車は両引きの2ドアになります。スムーズな乗降をする為にも、出入り口は広い方がいいですよね。
※ドア変更イメージ図
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ホームの延伸工事は一部駅のみ
現在の中央線快速の停まる駅は、基本的に10両編成が停まる用にできています。
その為、グリーン車が増えた12両の中央線が走るようになるとホームの長さが足りなくなる駅が出てきます。
どうするのか?
ホームの延伸工事をします。ホームを12両に対応できるように伸ばすのですね。(絶賛工事中)
ですがこの延伸工事を行う対象の駅が、純粋に中央線快速として停まる駅のみとなっているようなのです。
・グリーン車運行区間の全 44 駅及び車両基地等において、運行に必要な駅改良工事や線路改良・信号改良工事等を実施します。
引用:中央快速線等へのグリーン車サービス開始時期および車内トイレの設置について
JR東日本の広報によると、工事をする駅は44駅。
東京~大月、立川~青梅の駅の数は52駅。
中央線快速停車の駅の数が44駅。
今の中央線快速=オレンジの電車は早朝と夜には、中央線各停として総武線の代わりに各駅停車として走っています。
オレンジの車両が、昼間の快速は飛ばす代々木や水道橋に停まっています。ですが、総武線各停の駅が今回の工事対象外になっているとしたら、12両のグリーン車付中央線は各停の駅には停まれなくなります。
何かしら運行が変わるのだとそらまめは踏んでいます。早朝と夜に総武線各停の黄色い電車が、中央線内を走るようになるのかもしれませんね。
ただ現在2018年末、2023年末のグリーン車運行開始予定まで約4年。ホーム工事も車両工事も運行の変更も、間に合うのでしょうか…
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中央線車両工事中の代替車両
グリーン車は連結するだけなので問題ありませんが、トイレが追加されるということは、今ある中央線にはトイレはありませんので車両の改装工事が必要になります。
改装工事中は運行に支障あり?
今の中央線快速のオレンジ車両が、車両センターも含めて全部で何本あるのかわかりませんが、車両を工事に出すとなると、走れる電車の数が減るので通常の運行に支障が出てきてしまいます。
中央線は数分おきの過密ダイヤで走ってます。1本足りなくなっただけでも運行が乱れてしまうでしょう。
代替車両がやってきた
車両改装工事中に足りなくなる中央線車両の代替として、投入された車両があります。
それは常磐線の車両。
常磐線で使っていた古い車両が、オレンジ色に塗り替えられて中央線内を試運転しているのです。そらまめはまだ見れていませんが、運が良ければ走っている姿を見ることができそうです。
見た目はJRの持ってる東西線直通の車両と同じ形で、車内にモニターがついてない古いタイプです。
この代替車両は元は地下鉄を走る車両なので、現在の中央線の車両より車内が狭く、ちょっとダウングレードしてしまいますが、一時的な車両なのでそこは我慢しましょう・・
東西線車両についてはこちらをどうぞ↓
おわりに
まだ本格的な工事も始まっていなさそうだし、これからまた新しいいろいろな情報が出てくると思います。
中央線快速の駅は人気のエリアでもあるので、きっと気になる方も多いでしょう。
そらまめも気になるので、新しい情報が分かり次第書いていこうと思います。
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