東急東横線は5社の電車が走ってる!でも直通運転にも良し悪しが・・

こんにちは。そらまめです。

先日、相鉄線とJR直通用の車両運転開始が話題になりましたが(直通運転はまだ)、首都圏の鉄道は鉄道会社の枠を超えて様々な路線で直通運転が行われています。

中でも東急は多くの鉄道が乗り入れていて、いろんな車両が走っていることでも有名ですね。

今日は東急東横線に注目して、どの鉄道が直通しているのか、また直通運転の良し悪しについて書いていきたいと思います。


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鉄道の直通運転とは

まず「直通運転」とはどういうことか先に確認しておきましょう。

相互直通運転

直通運転(相互直通運転)とは、異なる路線間または鉄道会社間でお互いに相手の路線に電車を走らせ、

乗り換えなしで別路線・別鉄道会社の駅まで行けるような運転のことをいいます。

 

そらまめが子供の頃はIC乗車券なんてなかったので、直通運転している電車に乗ると切符の清算がちょっと面倒だったりしました。

今は首都圏ならどこもsuica・pasmoが使えるので、ここからは別路線/別鉄道会社で乗り入れて直通している、という感覚はあまりないかもしれませんね。

良い点と悪い点

直通運転が増えることは一見良いことが多いように思えますが、もちろんマイナス面もあります。

「悪い点」という程ではないかもしれませんが、ここではわかりやすいように良い点悪い点として書いていきます。

良い点

直通運転があることで一番の良い点は、

乗り換えがなくなる

ということでしょう。

 

乗り換えがなくなることで、

  • 所要時間の短縮
  • 乗り換え駅の混雑緩和
  • 交通の便が良くなる

こともプラスのこととして挙げられます。便利になることが最大のメリットですね

悪い点

直通運転が広がることによるマイナス面は、

  • 行き先が複雑になる
  • ダイヤの乱れの影響範囲が広がる
  • 忘れ物した場合にどこに届くかわからない

といったところでしょうか。

 

ダイヤ乱れの影響範囲は直通運転で乗り入れている先でトラブルがあった際に、問題がない路線も直通するダイヤでの運行ができなくなり、結果としてダイヤ乱れが発生してしまうのです。

全部バラバラの運行であれば、1つが停まっても他は影響ありませんが、直通で全体で1つの運行のような形になるので、こういうことが起きてしまいます。

 

また直通が多いと、複雑でわかりにくいというのもありますね。

そらまめも普段乗り慣れていない路線に乗る時、そこが直通運転が多いと、

「ホームに来た電車に乗ればいい!」

とはいかないので、行き先の確認と目的の駅に停まるかはしっかり見るようにしています。


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乗り入れの多い東急東横線

では実際の直通運転している路線を見ていきましょう。

今回はそらまめが特に複雑だと思う東急東横線を取り上げていきたいと思います。

東横線は5社直通

東急東横線は、渋谷ー横浜間を走る路線。

 

横浜から先は、横浜高速鉄道みなとみらい線元町・中華街まで、

渋谷からは東京メトロ副都心線を介して、東武東上線森林公園まで、

さらに西武池袋線にも直通しているので飯能まで繋がっています。

 

また、田園調布ー日吉間は、東横線の複々線として東急目黒線が並走しています。

この目黒線は2022年度に相鉄線と直通する予定です。

 

つまり、東横線は東急を含めた5つの鉄道会社の車両が走行していることになるのです。

 

目黒線との並走区間では、目黒線と直通する都営三田線、東京メトロ南北線、埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線の車両も走行しています。

 

なので目黒線の並走区間も含めると、全部で7つの鉄道会社の電車が走っているんですね。

相鉄との直通運転が始まれば8社

これは「次に何の車両が来るのか」が楽しみになるレベルですね。

たくさんの車両がみられる駅

東横線でたくさんの車両の写真を撮ってきました。撮影したのは多摩川駅(と他数か所)。

 

この多摩川駅は東横線と目黒線の並走区間なので、下記7路線と、東横・目黒線の9路線分の車両を見ることができます。

  • 東武東上線
  • 西武池袋線
  • 東京メトロ副都心線
  • みなとみらい線
  • 三田線
  • 南北線
  • 埼玉スタジアム線

 

さらにそれぞれの路線でも複数車種が走っているので、見ていて飽きません。次から次へと違う鉄道会社の車両がやってきて、写真を撮る方も慌ただしかったです。
※駅で撮影する場合はマナーを守って、他の利用者や駅の迷惑にならないようにしましょう

 

鉄道好きならいろいろな電車が来るので嬉しいですが、普通の利用客はいろんな車両が来て困惑してしまいそうですが、評判はどうなんでしょうかね。

特に乗り慣れていない人が利用する場合は、分かりにくそうです。


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東横線を走ってる車両の写真@多摩川駅

2019年4月現在、多摩川駅を走っている東横線(目黒線)を走っている電車は全部で9路線13車種

写真と併せてみていきましょう。一部を除き、全て多摩川駅で撮影したものです。

東横線5050系

編成は10両と8両があります。

これは元町・中華街行きなので、みなとみらい線直通ですね。

副都心線7000系

編成は10両と8両があります。

これも元町・中華街行きで、みなとみらい線直通。

副都心線10000系

編成は10両と8両があります。

これも元町・中華街行き。

西武池袋線6000系

10両編成。

1992年から走ってる車両なので、結構古いです。


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西武池袋線40000系

10両編成。これはコウペンちゃんラッピング電車!

東武東上線9000系(9050系)

10両編成。

9050系は9000系のマイナーチェンジ車両。

東武東上線50070系

10両編成。

※この写真は田園都市線に直通する東武伊勢崎線の車両なので、厳密に言うと50070系ではありませんが、見た目は殆ど同じなので参考として載せておきます。

みなとみらい線Y500系

8両編成

先頭だけみると全身真っ青に見えますが、側面はこんな感じです(赤いいちごはラッピング)

東急目黒線3000系

6両編成

これは日吉行き。

目黒線5080系

6両編成。

東横線5050系と形は全く一緒で、違いは内装と車両側面の上のラインの色が違うだけです。

東横線はピンク、目黒線は。ちなみに田園都市線にも同じ形の車両が走っていて、それは上のラインがになっています。

東京メトロ南北線9000系

6両編成

南北線9000系は途中でマイナーチェンジしているので見た目が若干違う車両もいます。

都営三田線6300形

6両編成

日吉行き。

埼玉高速鉄道2000系

6両編成

神奈川から埼玉まで、1都2県またがって走っています。


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おわりに

南は神奈川県の元町・中華街、北は埼玉県の飯能森林公園まで。

東急東横線に直通していることで、県をまたいでかなりの距離を走る電車がいるんですね。

 

直通させるには車両やシステムを変えたりと、鉄道会社にとってはそう簡単なことではないはずですが、利用者にとっては便利になるのでやっぱり嬉しいことだと思います。

首都圏の鉄道は既にほぼどこかしらに乗り入れているので、これから先新しく直通!ということはあまりないかもしれませんが、

今のこの路線がどこに直通していて、どの車両が走っていて・・というのを調べてみると面白いかもしれませんね。


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