こんにちは。そらまめです。
機関車トーマスと言えばイギリスで生まれた有名なキャラクターですが、日本でリアルトーマスに会える場所があるんです。
それが静岡県の大井川鐡道!トーマスだけではなく、パーシーやヒロ、バーティなどにも会えるトーマスフェアへはるばる東京から行ってきました。
今回はトーマスフェア千頭駅編、次回はトーマスフェア新金谷編をお送りします。
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大井川鐡道とトーマス
実は以前にも大井川鐡道に行ったことがあるそらまめ。
その時はトーマスではなく通常のSLに乗車しましたが、大井川鐡道といえばやっぱりトーマスのSLの方が有名かもしれませんね。
大井川鐡道とは
まず大井川鐡道がどこにあるのか?ですが、静岡県の金谷駅~千頭駅と千頭駅~井川駅を結ぶ路線で、大井川に沿って山を走る路線です。
金谷駅~千頭駅が大井川本線で、トーマス等のSLはこの線を走っています。
千頭駅~井川駅は南アルプスあぷとライン(大井川鐵道井川線)で、アプト式列車という急勾配を登る珍しい列車が使われています。
アプト式についてはこちら↓
碓氷峠鉄道文化むらレポ①珍しいアプト式レールや新幹線検査車両など
トーマスがいる理由
トーマスの物語の舞台はソドー島ですが、そこには日本から来た『ヒロ』という機関車がいます。キャラクターの車体も日本の機関車D51形蒸気機関車。
物語の中で日本に帰ったヒロ。そのヒロに会いにトーマスたちが日本へ遊びにやってきた・・
というのが表向きの理由だそうです。大井川鐡道でのお披露目の順番がヒロ、その後トーマスというのも、その状況を表していたみたいですね。
これらの話は公式サイトに記載があるわけではないのですが、こちらの記事を読んでなるほどと思いました。
https://www.itmedia.co.jp/makoto/articles/1407/04/news023.html
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価格:4,569円 |
東京から大井川鐡道へ
東京から大井川鐡道へ行くのは結構時間がかかります。
東京から新幹線で静岡、そこから東海道本線へ乗り金谷駅へ。金谷駅で大井川鐡道の金谷駅に乗り換え。金谷駅までなら1時間半くらいですが、そこからトーマスフェアのやっている千頭駅までが1時間ほどかかります。
しかし、大井川鐡道は本数も少なく1時間に1本、多くて2本。1本もない時間帯もあるので、待ち時間なども含めると、東京からトーマスフェア(千頭駅)まで、少なくとも3時間はかかると思った方が良いかもしれません。
そらまめは静岡で1泊して翌日の午前に出発しましたが、それでも結構時間かかってトーマスフェア着くまでにめちゃくちゃ疲れました・・
トーマスフェア2022概要
トーマスフェアの会場、開催期間と時間と入場券などを先に書いておきます。
開催期間と時間
トーマスフェア2022開催期間と時間
■開催期間 2022/4/29~9/25
■開催時間 10:00~16:00(最終受付 15:45)
会場
トーマスフェアが行われているのは、大井川本線と南アルプスあぷとラインの乗り換え駅でもある千頭駅です。
会場は屋外なので、雨の日や真夏はしっかり対策をしていってください。
行き方
会場への行き方は電車か車か、バスツアー等を利用するかでしょうか。駅には駐車場もあって、車はたくさん停められそうでした。
電車で行くにしても普通電車で行くか、トーマス号で行くか。バスツアーも旅行会社が運営しているツアーもあれば、トーマスフェアならではのバスのバーティーツアーなんかもありますね。
トーマス号やバーティツアーは、予約が取りにくいかもしれませんが・・。
そらまめは金谷駅から普通電車に乗って千頭駅まで行って、帰りも金谷駅方面に戻ってくる予定だったので、こちらの大井川本線フリーきっぷを購入しました。
金谷~千頭間乗り降り自由で、2日間有効。1枚3500円。
1日しか使わなくても、普通に金谷~千頭の往復乗車券を買うよりはフリー切符の方が安くなります。おすすめです。
入場料
入場料は 1人500円(小学生以上) 。
駅構内での開催なので構内で買うチケットと改札の外で買うチケットでは金額が異なります。改札の外で買う場合は、駅入場券として+150円かかります。
駅構内も改札外も、チケット売り場は行けばすぐわかるところにあります。
トーマスフェア2022レポ(千頭駅編)
ではここからトーマスフェア2022のレポに入ります!
リアルトーマスを前にテンションが上がってしまって、結構写真の撮り忘れをしてしまったのが残念ですがすごく楽しんできました。
トーマス号
やはり一番はこちら!トーマス号!
リアルトーマス!蒸気を噴き上げながら本当に走る&乗れるトーマスです。
トーマス号とジェームス(ジェームスには乗れません)
・・ですが、そらまめは時間の都合上トーマス号には乗りませんでした。
中ではトーマスがアナウンスしてくれたりするみたいですね。トーマスの曲も流れたりするのでしょうか。中がどうなってるかも気になるので、次回行く機会があれば是非トーマスに乗ってみたいと思っています。
トーマス号の運行時間
トーマス号の運行時間はこのようになっています。
出発 | 到着 |
新金谷駅 10:38発 | 千頭駅 11:54着 |
千頭駅 14:10発 | 新金谷駅 15:27着 |
トーマス号の運行日・運行時間は、日によって違う場合もあるので、必ず大井川鉄道の公式サイトで確認してくださいね。
トーマスとなかまたち
トーマス号の次はここでしょう。
トーマスとなかまたちが並んで停車しています!!
タイミングによっては、トーマスも隣に来て4台並んだ状態を見ることができます。
パーシー
ジェームスとヒロ
パーシーとヒロは運転台にも入ることができます。運転台のボタンを押すと、パーシーとヒロがおしゃべりをする仕掛けになっているようですね。パーシーとヒロは日本語版アニメそのままの声で、何パターンかセリフがあるようでした。
ジェームスの運転台には入れないので、ジェームスは残念ながらお喋りはしません。でも喋っても喋らなくても、パーシー、ヒロ、ジェームスのリアルな姿に子どもも大人も大興奮間違いなしです。
こんな風に近くで写真も撮れます。(ここは大混雑なので譲り合って撮りましょう)
物語上のトーマスとパーシーはもう少し小さい機関車だと思いますが、実物はイメージより大きかった/小さかったなんてことはよくあることなので、彼らは本物に間違いありませんね。
いたずら貨車&ラスティー
混んでいたので良い写真が撮れませんでしたが、いたずら貨車・いじわる貨車の展示と、ラスティーの遊覧貨車(有料)がありました。
黒いのが貨車、オレンジがラスティーです。
いじわる貨車いたずら貨車は展示だけで、乗車はできません。ラスティーの方は、有料(1回300円)で乗車できます。千頭駅内の線路を行って戻ってくるアトラクションでした。
余談ですが、いじわる貨車は機関車たちを押して暴れたり脱線させたりする悪い奴らですが、何かあった時に怒られるのはいつも機関車たち。何故いじわる貨車達はソドー鉄道から追い出されないのかいつも気になっています。
ウィンストンのレールライド
こちらも有料ですがウィンストンに乗れるアトラクションがありました。1回300円。
ウィンストンは車のような形をした特殊車両で、赤いレール点検車です。正面から写真を撮り忘れてしまいましたが、こんな感じで乗ることが出来ます。
そらまめは乗っていないのわかりませんが、もしかしたら乗車中は何か喋ってくれたりするのでしょうか。
バスのバーティ
バスのバーティは千頭駅の外、「音戯の郷(おとぎのさと)」手前にいました。
絵本やアニメとは若干形が違いますが、現代風バーティなのでしょう。
真っ赤なバーティ、ここでは自由に中に入ることは出来ませんが、バーティのバスツアーがあるので、乗りたい方はそちらを申し込んでみてください。
バーティーツアーの受付は千頭駅ではなく、新金谷駅です。
バーティはトーマス号と同じタイミングで移動するので、千頭駅(音戯の郷前)にバーティがいるのは12:00~14:00の間です。9:00~10:20頃と、15:30以降は新金谷駅にいまのでご注意ください。
バーティがいる「音戯の郷」は音と自然の体験ミュージアムで、ミュージアム内は有料ですが屋外にいくつかギミックがあり、そちらは無料で楽しめましたよ。
「音戯の郷」の外、バーティの前にはトロッコの休憩所もありました。
このトロッコは廃車となった南アルプスあぷとラインの客車カワカゼ号が休憩所として再利用されているものでした。
その他乗り物
その他の乗り物として、トーマスのミニSL、てトロ(手漕ぎトロッコ)、トーマスのバッテリーカーがありました。
ミニSLとてトロは無料で、バッテリーカーはたしか200~300円くらいでした。
バッテリーカーはトーマス、パーシー、バーティの3台がいました。
転車台
転車台はトーマスフェアに関係なく常設されているものです。
トーマス号が新金谷駅から千頭駅に到着した時には、この転車台で回転して方向転換をします。
そらまめその瞬間は見られませんでしたが、転車台にいるトーマスの後ろ姿は写真に写っていました。
千頭駅の転車台でトーマスは回りますが、新金谷駅にある転車台でもトーマスは回ります。
こちらが新金谷駅の転車台。奥にバーティがいますね。
転車台で回転するトーマスが見たい場合は、トーマス号がその駅に到着する時間にあわせて駅に行くと見られますよ。
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休憩所
千頭駅改札を出て左側には無料の休憩所があります。イスとテーブルがあるスペースで食事も可。
「でもここで休憩する必要ないなー」と思った方。休憩せずとも是非少しだけでも立ち寄ってみてください。トーマス関係ではありませんが大井川鉄道のSL資料館といった感じで、たくさんの物が展示してありました。
この写真はごく一部。なかなか充実していました。この無料休憩所は空調も効いているので、暑い時期は助かると思います。
その他
その他、千頭駅で撮った写真をいくつか載せておきます。
レールの端
動輪模様の扉
トーマスたち
トーマスランチボックス
トーマスランチボックスは千頭駅の売店で売っていました。たしか1200円くらいだったと思います。
新金谷駅でも売っているようですが、どちらも数に限りがありそうだったので、買いたい場合は早めの購入をおすすめします。
チキンライスに揚げ物などが入ってます。パッケージだけでなく、中もちゃんとトーマスでした。
空いてる時間帯
そらまめは5月のトーマスフェアに行きましたが、すごい混んでました。普通の土日でも混んでいたので、夏休みや連休はもっと混むのではないかと思います。
でも、結構長い時間滞在したそらまめは気が付きました。この時間帯は空いていることに!
トーマス号発着のタイミング
そらまめは12時過ぎにトーマスフェアの会場に着きましたが、その時には既にトーマス号は千頭駅に到着していて、会場内もすごい人でした。
トーマス号の乗車人数は80人らしいので、全員がトーマス号で来た人ではないと思うのですがとにかくすごい混んでました。
いろいろ見て回って、ご飯食べたり写真撮ったりしていたら、14時過ぎ。
トーマス号は14:10に出発しますが、トーマス号が行った後にはびっくりするくらい人がいなくなって、パーシーたちの写真も撮り放題でした。
もちろんトーマス号はいませんが、その他のミニSLや乗り物なども待ち時間なし。12時台はすごく並んでたのに。
なので、トーマスフェア開催時間10:00~16:00(最終受付15:45)のうち、最も混むのはトーマス号が千頭駅にいる12:00~14:00の間。(日によるとは思いますが)それ以外は結構空いているのではないかと思います。
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おわりに
トーマスと仲間たちに会えるトーマスフェア。想像以上に良い物でした。
他にトーマスに会えるところは富士急や三郷のトーマスランドがありますが、やはり本物の蒸気機関車。迫力もリアルさも大井川鐡道のトーマスが一番だと思いました。
2022年8月には新しく仲間のトビーがデビューするのが決まっているようですね。少し遠いけどまた来年も行きたいなと思えるイベントでした。
次回はトーマスフェア新金谷駅編と、大井川鐡道の車窓やその他旅の話などもしたいと思います。