こんにちは。そらまめです。
碓氷峠鉄道文化むらは見どころがありすぎて、レポ③まできてしまいました。
今回はたくさんの車両が展示してある大興奮の屋外展示スペースの残り車両と、
その他まだ載せていない展示品たちです。
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碓氷峠鉄道文化むら 屋外展示スペース②
中編ではEF65形まで紹介しました。
さっそく続きを見ていきましょう。電気機関車以外の車両もでてきますよ~
電気機関車EF70-1001
直流電気機関車のEF70形です。
赤い車両ですね。
今までの中編で見てきた車両は、青とクリーム色や茶色が多かったので、
赤い車両はなんだか新鮮です。
このEF70形は、日本の交流電気機関車では初めてとなるF形(動軸が6軸)で
北陸本線の貨物機として活躍しました。
中も覗けるようになっていましたよ。
EF70が展示してあるのは、現在はこの碓氷峠鉄道文化むらだけのようです。
もう現役車両もいないので、ここでしか見られない貴重な車両ですね。
電気機関車EF80-63
交直流電気機関車のEF80形です。
見た目はEF70と同じ感じですね。
こちらも赤い車両です。
常磐線用に作られた車両で、特急・貨物・旅客といろいろな列車を引っ張っていました。
「交直流電気機関車」の文字通り、直流電化区間と交流電化区間のどちらも走れる構造の車両です。
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食堂車オシ17-2055
食堂車のオシ17です。
車両の正式名は国鉄10系客車。
大型(積載重量:32.5~37.5t)車両の食堂車なので「オシ」とついています。
端から撮った写真がなかったので、案内板の写真でご確認ください・・
観光列車以外で食堂車ってもう殆ど見ないので、「シ」の車両はお目にかかることは少ないですよね。
以前やっていた「天空の鉄道物語」という展覧会で、トワイライトエクスプレスの食堂車実物大模型があって、そこには「スシ」と書いてありました。
そういえばサフィール踊り子にも食堂車あったな・・あれも「シ」になってるのかな。
寝台車オハネ12-29
3等寝台車のオハネ12です。
オハネの「オ」は大型、「ハネ」は3等寝台車を意味する文字です。
細かく言うと、「ハ」が3等車(階級のイロハ)、「ネ」が寝台車となります。
のちに階級区分が変わり、B寝台と呼ばれるようになりました。
入れませんが、中を見られるようになってました。
ああーいいですね、この感じ!
そらまめは寝台列車というと、サンライズしか乗ったことがないのですが、
寝台列車は他の特急に比べてワクワク感が段違いですよね。
サンライズ。かなり古い写真です
寝台車マイネ40-11
こちらは1等寝台車のマイネ40-11。
「マ」は42.5t以上~47.5t未満と重量級の車両を意味し、
「イ」は1等、「ネ」は寝台車のことです。
(「マ」の語源は諸説あるそう・・)
1等寝台車なので個室と開放式の席があるそうですが、中の写真を撮ってない・・!
このマイネ40は1955年の1等寝台が廃止されたのに伴い、マロネ40-11となりました。
ちなみに1等寝台が廃止されてどうなったかというと、
1等個室⇒2等A寝台、1等開放⇒2等B寝台
と分けられるようになりました。
なのでマイネ(1等車)⇒マロネ(2等車)なんですね。
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客車ナハフ11-1
3等客車のナハフ11-1です。
「ナ」は中型(並型)、「ハ」は3等車、
「フ」は車掌室および手ブレーキ・車掌弁がある車両
写真が微妙な1枚しかない・・
このナハフ11はナハフ10が改造されてナハフ11になった車両だそうです。
189系あさま&EF63
このあさまとEF63は、近くまで行くことができない場所にあったので、
遠くから眺めるだけでした。
この植え込みの間にミニSLの線路があるのです。
でもステップが設置してあったので、タイミングが良ければ近くまで行けるのかなあ。
鉄道文化むら入口付近に、国鉄時代のあさまが展示してありましたが、
こちらは189系のあさま。
189系はつい最近の2019年まで定期運行で走っていたんですよね。
この展示してある189系あさまは当時信越本線を走っていた車両だそうです。
奥のEF63はやけに綺麗なので、メンテナンスしたばかりかもしれませんね。
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その他屋外展示
屋外展示のメイン車両はあらかたご紹介できたかと思います。
そらまめが写真撮り損ねた車両は公式サイトでご覧ください。
この鉄道文化むらは車両がありすぎて、どれを撮ったか撮ってないかわからなくなってしまうのが難点ですね・・
では、その他にも撮った写真を載せていきますー!
見てください、この広さ!
車両の近くまで行くには芝生を歩かないといけませんが、ちゃんと舗装された通路もありますよ。
こんな感じで車両が密集しています。
車両何台分も行ったり来たりするので、かなり歩きます。
歩きやすい靴でいきましょう。芝生だし。
天気が良いと本当に気持ちが良い!
青赤兄弟に、茶色兄弟
車両の下の方もじっくり見ることができますよ
ちょうどトロッコ列車も走っていました。
トロッコ列車は入口すぐの「ぶんかむら駅」から乗車できます。
鉄道資料館
屋外展示スペースを満喫したら、残るは鉄道資料館。
この奥に写っている、学校みたいな建物が資料館です。
1階には碓氷峠の大型鉄道ジオラマと、お土産屋さんがあり
2階には碓氷峠と碓氷峠の峠越えに関する資料などが、パネルや実物等で展示してあります。
ジオラマは反射してしまって上手く撮れなかったので、写真はありませんが
かなり大きなジオラマで、ジオラマの中には碓氷峠の有名なめがね橋もありました。
時間になるとスタッフの方がジオラマを動かしてくれますが、
なんと自分のNゲージ持ち込みで動かすことも可能だそうです!(有料)
お持ちの方は持って行ってやってみてはいかがでしょうか。
公式サイト:鉄道資料館 大型ジオラマ
2階の資料館は正直期待してなかったのですが、
思った以上の展示物があり、思わずじっくり見てしまいました。
こういった書物の展示物や
当時を伝える写真等もあれば
パネルで、いかに碓氷峠が鉄道にとっての難所であったかがわかる説明等もありました。
駅弁の包み紙なんかも。
峠の釜めしがありますね。今でも大人気。
もちろんヘッドマークも展示してありましたよ。
全部を載せるわけにはいかないので、いくつかの写真だけを載せましたが
実際はもっとたくさんの展示品があって見ごたえあったので、
是非行ってみてくださいね!
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おわりに
3回に分けてレポしてきましたが、碓氷峠鉄道文化むらは本当にたくさんの車両が展示してあって、かなり大満足な施設でした!
広さもあるしそんなに大混雑することもないと思うので、思う存分写真を撮れるし、
間近で大きな車両をたくさん見られるので、子どもたちもきっと大喜びするのではないでしょうか。
横川駅すぐなので、車がなくても行けるのも高ポイント!
ただ、ほぼ屋外なので、天気が悪いとちょっと残念かもしれませんね。
なので行く時は天気予報もしっかり見ていった方がいいと思います。
碓氷峠鉄道文化むら、是非行ってみてくださいねー!