こんにちは。そらまめです。
ついに中央線に代替車両として常磐線のお古車両がやってきましたね。
先週までは試運転で一定区間だけを走っていましたが、それがようやく全区間を走り始めました。
2両しかないお古の代替車両、そらまめはたまたま出会えたので写真でご紹介します。
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中央線に現れた古い車両
まず中央線に投入された代替車両がどんな車両なのか、ですがこちらの写真をご覧ください。
四角い・・!
これが現在の中央線。
ずっと走っている中央線車両もそうだし、最近の新しい車両はみんな丸みを帯びている形なので、こんな真四角なのはちょっと違和感ありますね。
そしてやっぱり古い感じが否めないです。
現在の中央線車両も結構古いはずですが、全然雰囲気が違いますね。
ちなみにこの代替車両(209系)は1999年12月デビューの車両で、現行型中央線車両は2006年デビューの車両です。
元は常磐線各停
この代替車両は、元常磐線の車両(各駅停車)。
もともと常磐線でも2編成(2本)しかいなかったのが、そのままオレンジカラーに塗り替えられて中央線にやってきたのです。
ある意味、お古だけど貴重な車両です。
何故、常磐線のお古が中央線にやってきたかというと、今中央線にはグリーン車投入のための準備が進められていて、そのグリーン車を付けるには、現行の車両に改造工事をする必要があるのです。
工事中車両は走れませんから、その間中央線車両が足りなくなってしまいます。
数分おきに電車が来るのにいつも混雑しているような中央線で、車両が足りなくなると大問題ですよね。
そこで、車両工事中の中央線に代わって走る代替車両として投入されたのが、今回の常磐線のお古車両なんです。
今のところ代替車両として投入されるのはこの2本だけのようですが、中央線グリーン車が走り始めるまではこの2本も中央線として走り回るのですね。
まだ走り始めたばかりなので珍しいですが、しばらくすればこの代替車両も馴染んでくるのでしょう。
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通常と代替、車両の違い
通常の中央線車両と、代替車両は見た目からして大きく違うのですが、他にどのあたりが違うか見てみましょう。
ラインカラーの入り方
まずはラインカラーの違い。
これが代替車両。ドアにオレンジのラインが入っていません。
こちらが現行型の車両。
ドアで途切れることなく、オレンジのラインがずっと繋がっています。
なんででしょうね。
元の常磐線の時からドアにはラインが入ってなかったから、そのままドアのラインなしなのかもしれませんが・・
JRの文字
そしてJRの文字。
代替車両は側面に黒字ででかでかと書いてあります。
一方、現行型の車両は、オレンジのラインのところに白字でJRと書いてあります。
今新しめの車両はだいたいこのタイプではないでしょうか。
良い写真がなかったので見にくいですが・・
これ↓は東西線直通の車両ですが、中央線もこんな感じでラインのところにJRとかかれています。
内部
そして内部!
そらまめは代替車両に乗ってはいないので座り心地とかはわかりませんが、大きな違いといえばこれ!
写真が分かりにくくて申し訳ないですが、ドアの上部。なんか変ですよね。
そうです、液晶画面がついていないんです。
1行文字だけの行き先表示がされるだけ。
現行型の中央線車両だと、ドア上には2つの画面が付いていて、運行状況と天気やちょっとした番組や広告なんかが流れていて、暇つぶしに見ている人も多いと思います。
でも古い車両だからそれがついていません・・これは総武線の古い車両も同じ感じですね。
行き先表示
側面や先頭車両についている行き先表示もちょっと違っていました。
これ、よく見ると3色LED。赤、緑、オレンジの3色で文字が表現されています。
中央線に限らず、最近の車両はフルカラーLED。
こんなところにもちょっとした違いがありましたね。
あとは、代替車両は元地下鉄直通の常磐線各停のため、車体幅がちょっとだけ狭いというのも違いですね。
でも乗っていたらあまり気が付かないかもしれません。
おわりに
中央線快速の現行型もデビューしてから13年と結構経っていますが、それ以降新しい車両の投入はされていません。
それが今回、まさかのお古車両投入という、新型ではないけど別の車両がやってきてざわつく中央線沿線。
代替車両は2本しかないのでそうそう出会う機会もないかもしれませんが、どうやら走る時間帯は決まっているようなので、狙っていけば会いやすい車両でもあります。
数年間しかいない車両なのでそらまめも是非一度は乗ってみたいと思います。
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