こんにちは。そらまめです。
街中を歩いていると、
「えっ、こんなところに!?」
という場所に鉄道設備のモニュメントが置いてあることがありますよね。
駅前にちゃんと展示してあるものもあれば、街中に急に現れるものまで、置かれている場所もモノも様々です。
今日は、都内の街中で見つけた鉄道モニュメントのうち、実際にそらまめが行ってきた場所をいくつかマップ付きでご紹介します。
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祐天寺の車輪(動輪)
東急東横線の祐天寺駅から歩いて5分ほどのところにある、機関車の車輪(動輪)。
商店街のような道を歩いていくと、突然現れる大きな車輪が・・!
蒸気機関車C57117の主動輪です。
この奥にあるのは、このあたりでは有名な平塚幼稚園でその敷地内(といっても門の外です)に置いてあります。
何故ここに機関車の動輪が置いてあるのかまでは書いてありませんでしたが、綺麗に手入れもされていて大事に扱われているのがよくわかります。
さすが蒸気機関車。大きいです。
蒸気機関車の一部としてみると、車輪はそんなに大きく見えませんが、こうやって取り出されると車輪自体もかなりの大きさです。
信号機もあります。
こんな感じで囲まれていますが、この木は古い枕木ですね。
マップ
この動輪がどこにあるかというと、こちら↓
祐天寺駅からは歩いて5分ほどです。
蒸気機関車についてはこちらの記事もどうぞ
新橋駅汐留口の動輪
新橋といえばSL!
というくらい駅前のSL広場が有名ですが、じつは反対側の汐留側にも鉄道モニュメントがおいてあるんです。
蒸気機関車D51の車輪(動輪)
こちらも同じ蒸気機関車の動輪ですが、さきほどの祐天寺のC57と比べるとちょっと小さく見えますね。
それもそのはず。
C57の動輪径は1,750mm(175cm)で、
D51の動輪径は1,400mm(140cm)なのです。
新橋のD51の方が30cmほど小さいのですね。
マップ
この動輪は駅出てすぐのところに置いてあります。
地図には「D51動輪」ではなく「鉄道唱歌の碑」と書いてあるので迷わないようにご注意ください。
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池袋駅の車輪(動輪)
池袋にもさりげなく車輪(動輪)が置いてあります。
それがこちら
一見ただの施設名の書かれたオブジェに見えますが、これもれっきとした鉄道の部品。
実際に走っていた蒸気機関車の動輪です。
何故ここにこの車輪があるかというと、隣のプレートに由来が書いてありました。
それによると、ここにはかつて「東京鉄道教習所」があり、多数の鉄道マンが勉強をしていた場所であるそうです。
つまりここは昔鉄道学校があった場所。
この動輪はそれを記念して設置されたもののようです。
この説明には記載がありませんでしたが、調べたところこの動輪はC58422の動輪のようでした。
マップ
これが見られるのはこちら↓
池袋南口です。
地図上には「東京鉄道教習所跡の動輪」と書かれています。
武蔵境の高架下公園
ここはちょっとわかりにくいかもしれません。
JR中央線の武蔵境駅と東小金井駅のちょうど真ん中あたりの高架下にある公園です。
ここには信号機やレールなど、多数の鉄道に関するものが展示されています。
ここに展示されているのは、高架化する前の中央線で実際に使われていた鉄道設備なので、他で見た蒸気機関車の動輪に比べるとだいぶ新しいものになります。
こんな感じに台に並べられていて、その周りにはベンチが置いてあります。
展示物の台をテーブル代わりにすることもできるようになっています。
レールや看板、信号機など。よく見たことあるものが並んでいます。
高架してもう使わなくなったけど、他で使うところもないので展示しておこう、という感じで展示されたんだと思いますが、
こうやってまとめてみられる場所があると嬉しいですね。
レールはただ置くだけでなく、枕木と合わせて実際の幅で展示されてあるのもまたいいですよね。
駐輪スペースには、中央線の各駅の名前が。いたるところに中央線がちりばめられています。
マップ
この公園があるのはこちら。
武蔵境ぽっぽ公園
駅と駅の間ですが、武蔵境駅からの方が若干近いと思います。
駅からは歩いて10分ちょっとです。
横浜の車輪
横浜にも実はひっそりと置かれている車輪があります。
それはこちら!
公園内にポツンとおかれた車輪。
説明書きにもありましたが、「みなとみらい21中央地区土地区画整理事業」の工事の際に発見されたものだそうで、
この車輪がなんの車両に使われていたものなのかまではわかりませんでした。
このフェンスの奥はJR貨物線の線路になっています。
でもあまり列車が通ることはないので、貨物列車が走ってるのを見られたらラッキーかもしれませんね。
マップ
この車輪のおいてある場所は、高島水際公園。
場所はこちら
駅からだと歩いて15~20分くらいです。
道も綺麗に整備されていて散歩にもよさそうな公園でした。
東京駅の動輪
こちらは有名なようでいて、実はあまり知らない人も多いかもしれません。
東京駅の丸の内地下南口を出てすぐのところにある動輪広場。
その名の通り、動輪が3つ並んだ巨大なモニュメントがあります。
東海道線を走っていた蒸気機関車C6215の動輪ですが、通路になっているところで、かつ東京駅改札すぐのところにあるので、じっくり立ち止まって見ている人は少ないのではないでしょうか。
大きくて迫力あるので、是非近くで見てみてください。
マップ
場所はこちら
動輪広場があるのは外ではなく、地下なのでお間違えなく。
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おわりに
街中の鉄道設備のモニュメントをご紹介しましたが、まだまだこれだけでなく他にもたくさんあると思います。
田端にも駅前にたくさんの鉄道設備の展示がありますし、気が付かないところにさりげなく古いレールや枕木等が使われているなんてこともあります。
そらまめもまだ知らない場所、行ったことない場所がたくさんあるので、少しずつ範囲を広げながら、街中の鉄道モニュメントを見に行きたいと思っています。
こんなところにもあった!というのがあれば、是非教えてくださいね。
コメント
[…] 高架下にはお店やこういった公園等が出来ています […]